熊本でも有数の米所である人吉盆地で田んぼを活かし、自然薯などの根菜を栽培してます。粘土質の田んぼは水捌けが悪く、栽培が難しい面がありますが、その土地ならではの独特なコクだとか香りがでるのが、当農園の強みです。
くわはら農園ではバチルス菌(乳酸菌)とカルシウム、酵素を活用したカルテック栽培を採用しています。草取りの手間に加えコスト的に高くなっていますが、カルテック栽培を採用する事により、作物そのものが元気になり、農薬を削減(にんにくについては農薬不使用)しております。
令和2年7月豪雨災害で農園の圃場も被災しました。7月4日、避難して危険な場所には近づく事ができませんでしたので、実際は確認する事ができませんでしたが、浸水した後を見ますと1mにまで達していました。実際に浸水したのは数時間だと思われますが、農作物に被害が出ました。菊芋・アピオスは9割以上がダメになり、自然薯は同年の台風被害と合わせまして4割ほど被害が出ました。にんにくの圃場も浸水しましたが、収穫後でしたので回避することができました。ただ、土が浸水して硬くなってましたので、多少なりと次のシーズンに影響が出たのは明らかです。一瞬でしたが、自然の恐ろしさを目の当たりにした年となりました。
※現在はコロナ禍で自粛していますが、落ち着いたら再開したいです。
桑原農園はイベント(マルシェ・料理会)に積極的に参加・食材提供しています。直接伝える事、直接食べてもらう事を桑原農園は大切にしています。その為、個人のお客様が多いです。
熊本地震が起きてからは、関東ではこれまで以上に販売イベントに参加するようになりました。熊本出身の仲間と共に熊本地震で被災した農家さんや同じ人吉球磨の農家さんから野菜やフルーツを直接送ってもらい、定期的に販売しています。関東では熊本を代表して農産物をPRさせていただいているつもりで販売しています。熊本の他の農家さんの農作物もどんどん紹介していきたいと思っています。
出品情報などをいち早くお知らせします♪