北海道の東部、釧路市から内陸に車で約1時間走った所にある弟子屈町という湖と温泉の町の放牧農家です。
弟子屈町とは
ー 町の約半分が国立公園という自然豊かな場所です。町の北東に位置する摩周湖は日本で最も透明度が高い湖として有名です。また北部には珍しい強酸性の川湯温泉があり、湯の川は日本最大の屈斜路湖へ流れます。
ー 冬は長く、厳寒期は最低-30℃に届く程の寒さになります。逆に夏は内陸部の為最高気温が35℃に達する事もあります。
牧之瀬牧場
ー 2016年に東京で働いていた現牧場主が一念発起して家族3人で弟子屈町へ移住! 町内の農家2戸で2年弱の修行期間を経て居抜きの形で新規就農。現在は親子合わせて約120頭の乳牛、肉牛を飼養しています。牛は草が青くなる季節から晩秋まで昼夜放牧されており、20haに及ぶ広大な放牧地内には摩周湖の伏流水の川が流れており、牛が自由に下りて飲めるようになっています。
当牧場のアイスクリームは、夏は放牧地の草の水分が多い為さっぱりとした味わいに、冬は夏場に収穫した牧草ロールがメインになるのでより濃厚な味わいになります。
ファームステイもやってますので希望の方はトークにて連絡下さい。
また、当牧場の商品で商品一覧に出ていないアイスと生ハム、チョリソーなどを合わせたセットなどをご希望の方は個別にご連絡いただければご対応させていただきます。
牛といえば草原で草を食むイメージですが、全国でも放牧している牧場は1割前後といわれています。
当牧場では販売している全ての商品は放牧されている牛を使用しており、東京ドーム役5個分にも及ぶ広大な放牧地で5月~晩秋の昼夜、冬の間も運動ができるように野球場1面分程のパドックに日中放牧しております。
粗飼料全てを自家産で賄えるように放牧地以外にも約東京ドーム25個分の牧草畑を日々管理し、冬期のエサの確保と牛の健康状態に気を配っています。
当牧場は大規模農場の様な大量生産で安く提供するという事は難しいですが、小規模故に当牧場の全ての牛に目が行き届き、外見でどの個体か判断できます!また、牛の出産から生産資材の仕入れや牧草の収穫まで牧場主が行っておりますので自信を持って全ての商品をお届けできます!
「シングルカスク」という言葉をご存知でしょうか? 主にウィスキーに使われる言葉ですが、シングルモルト→同一工場、シングルカスク→同一樽、という意味で使われます。
同一樽ですとその樽独特の風味があり、同じ製造年、同じ工場でも樽それぞれ違った味が楽しめます。
当牧場ではシングルカスクならぬシングルカウをモットーとしており、基本的にはそれぞれの製造ロット毎に担当牛が存在します。
ミルクソムリエになろう!
たかが牛乳、されど牛乳。大量生産されている牛乳は沢山の生乳が混ざるので成分は平準化されますが、牛1頭1頭単位で見るとその日食べている草の種類や季節、泌乳ステージ、個体毎の遺伝子などによって乳成分が大きく変わります。乳脂肪分だけみても3%の牛もいれば7%に達する牛もいます。
大工場の様にどのロットも同品質に仕上げるの当牧場ではできませんが、そのロット毎でしか味わう事ができない牛乳の味を是非お楽しみ頂けたら幸いです。
当牧場ではファームステイも受け入れており(主にはウーフという制度の利用)、昨年は国内外から約30名のゲストをお迎えしました。
家族や学生、カップル、社会人の方など様々な方を迎え、牛が生まれてから実際に生乳ができるまでの流れを見て、実際に作業を体験して頂き、最短で3日間、最長で4ヶ月もの間ステイして頂きました。
観光牧場ではなく実際の生産農家で体験する事で、ご自身の中での食べ物に対する見方を見つめ直す機会になれば幸いです。
世間ではコロナがまだ落ち着いておりませんので、ご希望の方はまず一報当牧場まで連絡頂ければと思います。
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