身近に農薬や肥料に含まれる薬品を受け入れられない人がいて、当時農薬と化成肥料のみ排除した栽培をしておりましたが、不十分だと痛感。生姜を自然栽培で育てている方を紹介頂き、アドバイスを頂きました。『大丈夫、出来ますよ。でも作付は無理に拡げると手が回らなくて続けられなくなりますよ。』とのこと、1年目は作業の意味を理解する度に成る程と感心しながら、夏バテを繰り返しながら草刈を続けました。環境が違えばそれに合わせてアレンジが必要だと気付く2年目。陽当たりや、土の質、害獣、なかなか目標には届かないですが、利己に走らず成功させた先輩農家さんに追い付けるよう頑張っております。
近くの方は見に来られていますが、出来る限り安心して頂けるよう、畑の様子と栽培方法を商品と一緒に掲載しております。
薬や肥料で収穫高をあげるため大きくするのではなく、確かに大きくするのが目標の一つではありますが、まず安全を第一に。決して大きいとは言えないモノもありますが、皮ごと安心して食べて頂けますし、味、風味は雑味なく、美味しいと好評頂いております。
虫、キズ、薬を使わないので御理解頂ける方、何卒宜しくお願い申し上げます。
長く生姜を育てる方もあまり見られない生姜の花。
蕾は多く見られるのですが、なかなか花は咲かないことで有名です。
生姜を長く栽培されている方ほど農薬や肥料を使わない栽培に懐疑的な意見が多いようです。
恐らく薬や肥料によって、生姜に最適ではない環境でも栽培が可能になったため、それなしでの栽培では収穫高が減ってしまうからでしょう。出来る限り、知りうる限り、生育環境を生姜にあった場所に近付けて栽培することに心がけております。あとは天候、気候次第。見事に小さな花が咲きました。味が良くなるというわけでは御座いませんが、生姜にとっていい環境であったということは間違いないと考えています。
自然栽培の先輩農家さんのアドバイスに、土の表面が見えないくらい草を重ねるように、というのがありました。生姜栽培に水は大切。土が乾かないようマルチの代わり、更には微生物により、腐葉土にも変わっていく優れもの、湿度をあげることと善玉菌と微生物の活性化を目的に、邪魔モノ扱いの雑草をプラスの要素に換える目から鱗の発想。
…只夏は1日に2~3kg体重が減るほど汗だくです。
長年使用されていなかった農作放棄地は鹿や猪などが獣道を作り、人の生活圏に入り込んできます!
長年蓄積された豊富な栄養素を含んだこの場所は木々の影が落ちる絶好の場所。
草を刈り込み、竹を切り、竹の根は深く地を這うので、流石に重機に頼りますが、一から畑に甦らせて生姜を育てます!
栽培期間以外は畑作りの大切な時間です。
新しく開墾し直すと、そこは自然浄化された栄養豊富な土を有した極上の畑。
この畑では花の開いた株がちらほら見られました!
出品情報などをいち早くお知らせします♪