本記事は、たなか果樹園のマンゴー農園ツアーを紹介します。参加者が南国風のハウスを見学し、完熟マンゴーの栽培方法や収穫の秘訣を学びました。
ハウスに足を踏み入れると、そこはまるで南国。
5月に行われた農園ツアーでLIVEでお繋ぎしたマンゴー畑の様子と
美味しいマンゴーの秘密をレポートしていきます!
\ 一部お見せします /
無数に吊り下がったマンゴー!1本の木には約80個程のマンゴーが実り、ハウス全体での木の本数は120にも及ぶそう!
ハウス内にはパイナップル、ライチ、バナナの木もあり、まるで南国の光景。
たなか果樹園さんでは、完全に熟す前にネットかけを行います。マンゴーは完熟するとポトリと落ちるので、フックと網を外して収穫します。
マンゴーの下についている白い紙は、日光を反射させ光の当たりにくい部分をしっかりと熟させる役割があるそうです。
マンゴーと聞いて思い浮かべるのは南国。比較的暖かい気候の熊本でも冬の間にはハウスを温める必要があるとのこと。
ハウス加温機という暖房よりもっと大きな機械を使うため、重油を1時間で20リットル、1ヶ月で6トンくらい消費するそうです。
様々な努力の元、私たちにマンゴーが届けられるということが分かります。
ツアーでは食への知識を深めるクイズなども行われました。
田中さん:マンゴーの成長度合いを決める判断軸とは何でしょう?
参加者の方:日射量でしょうか…?
田中さん:惜しい…!正解は積算温度です。
積算温度ついては下記の図をご覧ください。
田中さん:この積算温度が一定の値に達したら収穫を行うことができます。
ハウスの状態を常に僕のスマホ上でを見られるような仕掛けがあり、積算温度を含めたハウス環境を管理しています。数値を元に調整を行い品質の管理をしているため、いつご注文いただいても品質のムラなく美味しいマンゴーを味わっていただくことができるんです。
ツアーの最後には採れたてのマンゴーを贅沢に試食させていただきました。
口に入れた瞬間にジューシー、鼻の奥まで香りで満たされるような上品な甘さ。完全に貴族の心地です。
田中さんいわく「タネの周りが一番おいしい」とのこと。周りの皮を剥いたらぜひ、直接かぶりついてみてください。
贅沢な食べ方!
パラダイスですね〜!