池田将宏さん
熊本県八代市で代々伝わる農家の五代目。池田愛美さん
トマトが嫌いで食べられない。デザインを担当。トマトが嫌いな人に食べてもらいたい!
奥様がトマトを食べられるように
なるのが目標で、奥様のリクエストを元に改良されている。
皮が薄く口の中に残りにくいため、子どもからお年寄りまで
みんなが大好きなトマト。
土壌が含む塩分によって甘く育つ。
生ジュースにしてもおいしい♪
\池田農園をもっと知る/
農家育成学校に通っていた頃に出会った憧れのハウス。
いつか建てることができたら…そんな風に思っていたが、台風の被害でハウスを建て替えざるを得なくなったことを機に、夢が現実に。
『何か周りの目を引くことがやりたかった。
22歳で1億借りたら面白いんじゃないかと思った。』
池田さんの代から始めた新しい栽培方法。
ご自身で九州中のセミナーに通い詰め、勉強をされました。
肥料は既製品を使う農家が多い中、原材料を買い付け1から調合するこだわりっぷり。
ぶどうのように実るトマトと、蔦のようにぐるぐる巻きになった枝。
『ハウスを立てて1年で大失敗。あれはすごかった。』
手が回らず成長しきったトマト。虫と病気の大量発生。人を雇うこと自体が初めてで、計画も全て上手くいかなかった1年目。
『自分はできる!と思っていたが、できないことに気がつけてよかった。あの失敗があったからこそ、早送りで知識をつけることができた。』
この失敗を機に日本の20、30年先を行く農業先進国オランダ人のコンサルを雇い、そのノウハウを直接学ぶことを決意。
月に1度の講師がやってくる日は、頭がパンクするほど学ぶ日。教わり始めて3年目になる今では「イケダサンモウオシエルコトナイヨー」と言われるまでになったとのこと。
昨年10月に個人販売を始めたばかりの池田さん。
『ロゴやリーフレットは全て妻がiPadで書いて作ったものです。』
池田農園さんのロゴ。
池田の「田」と旦那様が好きなステンドグラスをモチーフに。左から時計回りに葉っぱ、トマト、土、水を表し、池田農園を象徴するマークになっている。
池田農園さんのリーフレット。
『栽培は僕、販売・デザインは妻というように完全に分けています。
得意な方が得意なことをやる、というスタイルです。』
今後は個人販売にも力を入れていきたいと話す池田さん。今後のご活躍に大注目の生産者さんです。