もみじファームは夫婦二人三脚で、農薬を使わない循環型農業、ミミズのいる土壌づくりに取り組みながらゆり根と生姜を栽培しています。
農家育ちの妻 ふき子の生家では馬、牛、豚、鶏を飼っていて糞は、全て作物を作る時に肥料として撒いていました。
化学肥料や農薬に頼らず生活から生まれる恵みだけで育てた野菜はとてもおいしかったです。
私たちもそんな野菜を作り、皆様にもお届けしたいという強い思いから、土壌づくりや品質管理にはとてもこだわっています。
現在育てているゆり根も、生前 喘息持ちの父が体に良いと作って食べていたことから私たちの畑でも栽培しています。
ゆり根も生姜もデリケートで育てるには神経と根気が必要な野菜たちですが、栄養価が高く体にいいとされる野菜を育てたいとこの2品目を長年作り続けています。
自然いっぱいで大地の恵みが豊富なこの鹿児島で、さらに優しい土壌で育て上げた栄養いっぱいのゆり根と生姜をぜひ食べて下さい。
この黒土はさつまいもや様々な農作物に使用されている土です。そこに、緑肥や前作物の残渣、自家製の堆肥を混ぜ込んでいます。
化学肥料ではなく、手間や時間はかかりますが、緑肥を種から育てて刈り込んだものを土にすきこんだり、前作物の残渣(ざんさ)なども捨てず、野菜作りに生かせる物は余す事なく使用し、循環型農業を行っています。
自家製堆肥は牛糞や鶏糞に米ぬかなど数種類を配合し、さらに1年間発酵熟成させています。堆肥にはミミズが住み、有機物が多く含まれる糞を出しながら移動する事でさらに栄養たっぷりのふかふかな土になります。
防虫剤や殺虫剤を使わないために、もみじファームの作物には焼酎に唐辛子をつけた液を薄めて動力噴霧器で、畑に撒いています。
デリケートな野菜はちょっとした傷や環境変化で病気になりやすいため、畑に入る時は、防病・そして蔓延防止のため、毎日靴底を消毒してから畑に入り作業しています。
収穫したら、すぐに保管室に移し温度管理を徹底しながら大切に保管されます。
生姜は13.5度、ゆり根は3度に設定し、品質や味が落ちないよう管理しています。
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