たけのこの名産地で知られる「京都・大原野」で100年以上、たけのこ農家を営んで参りました。この土地の竹藪の土壌は栄養素が高く、柔らかく食べ応えのあるたけのこが採れます。ぜひ一度ご賞味ください。
今年28歳の四代目の代表が、先代達が残してきた京都名産地の味をもっと沢山の方々に楽しんでいただきたいと想い、オンライン出荷を始めました。
大原野に広がる竹林で栽培されるたけのこは、色白で美しく、甘くやわらかな肉質を誇るとされており、長年地域住民に愛され続けている味です。
その昔は、天皇家の遊地としても栄え、紫式部も和歌を詠んだとされている土地です。歴史と共に味わってみてください!
人口約3600名・1300世帯からなる小さな村、その名は「京都・大原野」。京都の西山に位置し、その昔平城京の遷都以来は天皇家の遊地として栄えたとされ、紫式部が和歌を詠んだ事でも有名な地です。小塩山に聳え立つ善峯寺は毎年は参拝客で賑わっております。またこの地の特徴としては京都市の市街化調整区域にも属しているため、長年の間、自然豊かな景観が守られ続けており、お米やたけのこ、柿の名産地として知られています。
遡ること1900年代初頭に藤本宇三郎が創業した『藤本酒店』。主に酒類販売と農業に従事し、100年近く商売をしてまいりました。まだ、スーパーもコンビニもない時代においては地域住民が集まる憩いの場として愛されてきました。たけのこはというと、店舗と隣接する裏藪で毎年発育が繰り返されており、100年近く変わらない土壌で毎年美味しいたけのこが育ちます。以前は取引先や長年ご注文くださる顧客様がいらっしゃったものの、2代目喜三郎が他界後は近隣地域のニュータウン化による商業施設やスーパーの台頭により、商いの斜陽化をしいられてきました。これらの問題は自店舗に閉じたお話ではなく、大原野地域全体に影響を及ぼしており、各農家の後継者不足、若者の都会進出による空き家増加、地域外からの資本参入などこの10年だけでも景観が大きく変わったように思います。そんな状況を少しでも打開し、大原野の魅力ある環境や食材にスポットライトがあたり、昔のように人と人を繋ぐ架け橋になれればと思っております。
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