みかんのおと 伊予市

みかんのおと

愛媛県 伊予市

商品数(9件

ごちレポ (15件

[営業時間]

[定休日]

いろんな事があります
でも、ぼくはこんなふうに思うんです

たとえ明日世界が滅ぶとしても、今日僕はりんごの木を植える

果樹を植えることは、未来への贈り物です。与え続けられる贈り物
私たちの将来の世代に永続的な遺産を残す最良の方法の一つです。
愛する人のために

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みかんのおと 伊予市
うちの魅力をもっと伝えたい!

  1. みかんのおと 伊予市

    バルセロナからの想い

    1992年2月
    あるきっかけでヨーロッパ農業視察に参加しました。
    大きな都市にも立ち寄りますが、基本的には名前も知らない様な片田舎を回ります。

    各国の中・小規模の農場を視察したり、マーケットや街の小さな市場を見学してそれぞれの国の農業政策とか農産物流通事情などについて説明を受けます。
    その中でも、特に衝撃を受けたのがスーパーや市場での出来事です。

    不揃いで、おまけに泥だらけの野菜
    傷があってあまり見栄えのしない果物
    それらが当たり前の様に並べられ、道ゆく人達が当たり前に買っていくことです

    想像してみてください

    昔の日本にも当たり前にあったであろうこの光景
    もちろん、文化の違いがあることは分かっています
    でも
    いつかまた、こんな時代が日本にも来てくれたらどんなに素晴らしい事だろうと

    昨年、極端に農薬を使わない(削減率90%)ので、とても見た目の悪い果実でしたが
    お求め頂いた たくさんの方々に

    傷はあるけど気にならない!!
    おいしい !!

    そう言ってもらえました。
    こんな素晴らしい方々に出逢わせてくれたことに感謝いたします。
    そして、これからもずっと,,,

  2. みかんのおと 伊予市

    有機肥料だけで栽培します

    少しでも甘く美味しくしたいから、地面の下に気を使います。

    土をふかふかにしたいので堆肥を使いますが、動物系ではなくて木質系のものを使います。
    お魚系と海藻系のものを使って、ゆっくりとゆっくりと吸収させてあげます。

    もう一つ大切にしているのが「ミネラル」です。
    美味しさや健康を育むミネラルバランスの基本は海にあると思って、海からのミネラル資材をみかんの生育ステージのタイミングを観ながら使います。

    植物は根から吸収された「窒素」と、葉で光合成して作られた「ブドウ糖」を結合して、タンパク質を作りながら成長します。
    でも、天候不順や施肥量が多かったりするとバランスが崩れて、未消化窒素(硝酸態窒素)などとして植物の中に(果実)残ってしまいます。

    未消化窒素 (硝酸態窒素など)は健康に悪いだけでなく、作物の病気や虫を誘発したり、果実の鮮度を悪くしたりします。逆に硝酸態窒素の消化を促せば、虫や病気の被害は少なくなり、糖度や旨み、鮮度など品質が向上します。

    当園では、特にこの事に注目して「未消化窒素」を減らす様、特別な栽培管理をしています。

  3. みかんのおと 伊予市

    みかんのおと の ことTake1

    みかんの おと

    みかんの苗を植えました
    どうやって育てていこうか?

    トイレもダメ、お風呂もダメ、どう考えても良いアイデアが思い浮かばず数ヶ月
    やっぱり畑でみかんの樹と向き合うことでしかアイデアは出て来ない!
    そう思って畑に来てみたものの、そんな簡単には・・

    それは突然でした

    空から降ってきたんです!「フィボナッチ数列」が
    向日葵の種の配列、松ぼっくりの傘の模様、ロマネスコ・・
    自然の中には沢山のフィボナッチ数が溢れているじゃないですか。

    そうだ!この方法で行けば良いんだ!

    これって誰も思いつかないよね?ボクってすごくない?と思ったまさにその時
    ポケットのpodcastからフィボナッチ数列〜〜と雄叫びが!
    ??
    ちょっと待って、こんなのボクが最初じゃないの?

    悶々とした気持ちで調べてみたら、フィボナッチさんよりも少し早く
    インドの「ヘーマチャンドラ」という僧侶がインド古典詩の韻律(音)から見つけたそうじゃないですか

    これでいこう

    ボクには特別な才能は無いけれど、好奇心がとんでもなく旺盛なんです
    自然に対して人間はほんの少しのお手伝いしかできませんが
    「おと」を頼りに

  4. みかんのおと 伊予市

    みかんのおと の ことTake2

    みかん のおと

    雷さんの良く鳴る年はお米が豊作になるそうです
    昔の人は雷様が稲にあたると妊娠して子を宿す=お米が沢山採れると考えられていたそうです

    今はその理由が解っていて、空気中の「窒素」が固定されそれが雨に溶けて
    田んぼに肥料として「窒素」を与えるので稲がよく育つということです
    農家の「爺様」達はこの事を経験と伝承によって解っていたんですね

    その土地の細かな気候や地形に合わせた栽培技術があります
    私の果樹園のご近所にも先輩方がいらっしゃいますが、誰も具体的に、数字で、言葉で、こうするんだと
    仰る方はいません

    昔から、これはこうするもんだ!と

    でも、農家の爺様は知っているんです
    代々続いてきた経験の積み重ねをその体で受け継いでいるんです
    日本の伝統芸能や音楽のように口伝で伝えられてきたその技術を言葉にして
    ボクの「のおと」に書き留めて新しい人に繋いでいきたいと願っています

    ボクのようなものは、これ から沢山でてきます。ボクよりもっともっと何 でもできる人が、ボクよりもっと立派にもっと美しく、仕事をしたり笑つたりしていくので すから

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